よくある質問

Q1.いつ両親が揃っている必要がありますか?

A1.

1.手術説明を聞く日

(手術説明外来、または小児科入院中にそのまま手術説明になる場合はその日)

2.手術当日~手術が終了し、手術内容の説明を受け、ICUで面会するまで

これ以外の日で、ご両親に揃っていただく必要がある日はありません。

(コロナ禍以前は、手術当日は病院敷地内での宿泊をお願いしておりましたが、コロナ禍以降は取り止めておりますので、手術当日もご自宅にお帰り頂きます。何かあった時には、携帯電話にご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。)
(例外として、治療方針や経過などの重要なお話をする場合や、お子さんが急変した場合などは、別途我々からお願いをする形で、ご両親に揃って頂く必要があります)

Q2.手術の最中はどこで待っているのですか?

A2.

コロナ禍以前は、2FのICUの傍にある「患者家族待合室」または、3Fの手術室の傍にある「家族控室1」または「家族控室2」または、病院内の宿泊施設(だんだんハウスや医学部会館)などでお待ち頂いておりましたが、コロナ禍以降は、車で1時間程度の距離にご自宅があれば、ご自宅でお待ち頂いています。

それよりご遠方の方は、上記の場所でお待ち頂いています。

いずれの場合も、手術終了の際や、ICUに入室した際にお電話でご連絡いたします。

2F 患者家族待合室

3F 家族控室1

3F 家族控室2

Q3.おむつについて

A3.

お子さんが、トイレで自分で排泄できるようになっていても、手術後しばらくはベッド上での生活になるので、おむつが必要になります。
特にICUにいる間は、お子さんが寝た状態で看護師さんに替えてもらうことになりますので、必ずおむつは、「パンツタイプ」ではなく、「テープタイプ」をご準備下さい。

Q4.セカンドオピニオンは受け付けていますか?

A4.

はい。お子さまの病気に対して、より納得して治療を受けて頂くために、セカンドオピニオン外来を受診することは可能です。
お子さまが現在治療を受けている病院の担当の先生に診療情報を作成して頂き、それを元に、診断や治療方針について意見を聞き、今後の治療の参考にして頂くことが目的です。
医療費、医療訴訟、医療給付などに関するご相談はお受けできませんのでご了承下さい。
頂いた診療情報を元に、事前に小児心臓外科と小児循環器内科の合同カンファレンスで検討を行ってから、日程を調整し、セカンドオピニオン外来となります。
セカンドオピニオン外来では、お子さま本人の診察は行いませんので、ご本人の来院は必要ありません(お話をしっかり聞くためには、お子さま本人はお連れにならない方が良いこともあります)。
詳しい受診の方法は、当院ホームページの「地域医療連携センターのご案内」から、「地域医療機関の方へ」の「診療予約」のページに入っていただき、中ほどにある「セカンドオピニオン」の項目をご覧ください。

Q5.予防接種のこと

A5.

生ワクチンは術前1ヶ月間、不活性化ワクチンは術前2週間予防接種を中止して下さい。
予防接種後に、手術日程の連絡が来た場合には、「○月△日に予防接種を受けました」とお知らせください。予防接種の時期に応じて、日程を調整いたします。
ちなみに、生ワクチンは、ロタウイルス、BCG、MR(麻疹+風疹混合)、水痘(水ぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)など、不活性化ワクチンは、肺炎球菌、B型肝炎、日本脳炎、インフルエンザ、Hib(インフルエンザ菌b型)、3種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風)、ポリオ、4種混合(3種混合+ポリオ)、髄膜炎菌などとなります。(以前、ポリオは生ワクチンでしたが、2012年9月から不活性化ワクチンに切り替わっています)

Q6.虫歯のこと

A6.

口腔内の細菌を原因とする「感染性心内膜炎」のリスクが高まるため、虫歯を治療中または虫歯の有無が未確認の患者さまは、「治療が終了した」または「虫歯がない」ことが確認された連絡を頂いてから心臓手術を計画いたします。
なお虫歯治療に関しては、「心臓手術を近々予定している」ことと「虫歯治療が終了しないと心臓手術が出来ない」ことを、かかりつけの歯科医の先生にお伝え頂き、治療計画を立てて頂いて下さい。

Q7.哺乳瓶の消毒のこと

A7.

C6(小児科)病棟内のケア準備室2の中に、シンクと洗剤、洗浄ブラシがあります。
まずはそちらでパーツごとに分けて、しっかり洗ってください。部屋の中に、ミルトン消毒液の10L容器が1つ、4L容器が2つありますので、そちらに浸してください。(消毒液は毎朝交換しています)
その後、ホワイトボードに浸した時刻を書く欄がありますので、そちらに記載をお願いします。
看護師さんが定期的にケア準備室2をcheckしていますので、書かれた時刻と現在時刻で、消毒が完了したと判断したら、看護師さんが乾燥機に移しかえます。乾燥が終了したら、看護師さんがビニール袋に詰めて、部屋の中の所定の場所に置いてくれますので、取りにお越しください。
取り違えの予防のためにも、患者さんのお名前を部品ごとにお書き入れ下さい。

Q8.手術前に、哺乳瓶でミルクを飲めるようにしておく方が良いですか?

A8.

患者さんがまだICUにいる時は、どうしてもご両親の面会時間は限られます。患者さんがICUにいて、ミルクを口から飲んでも良い状態になっていれば、看護師さんがミルクをあげることになります(お母さんから頂いて冷凍しておいた母乳、または市販のミルクを使用します)。その際に、患者さんが哺乳瓶でミルクを飲むことにも慣れている方が、スムーズに飲むことが出来ます。
また一般病棟(小児科病棟)にいる場合でも、水分制限がある場合は、哺乳瓶でミルクの量を測定してから飲んでもらうことになりますので、手術前から哺乳瓶に慣れて頂く方が良いかと考えています。